FC2ブログ

おもてなし

ヴィオレッタで働き始めてちょうど4ヶ月が経ちました。
多くの方々に「毎日美しいものに囲まれていいわね〜。楽しいでしょう。」とお声をかけていただきます。
本当にそう思います。
私は学生時代に美術を学んでいたので、講義や美術書、または美術館・博物館での展覧会を通して芸術作品に触れる機会は結構ありましたが、直接手で触れることはあまりありませんでした。
ところが、ヴィオレッタでは芸術作品と呼ぶに相応しいアンティークの品々をイベントや講座で実際に使っているのです!
なんてありがたいんでしょう…。
でも私が嬉しく感じるのは、そういったことだけが理由ではありません。
ここでは多くの方々にお会いできて、いろんなことを学ぶ機会があるのです。
幾つになっても刺激を受けて新しいことを学べるというのは、とても幸せなことだと思います。

これまでもヴィオレッタでは多くのイベント・講座が開かれましたが、この4月から「L’institut VIOLETTA ランスティテュ ヴィオレッタ」と称して、人生がもっと豊かに、有意義になるような講座が開かれます。

L_institute.jpg
「L’institut VIOLETTA ランスティテュ ヴィオレッタ」 ★(詳しくはこちら)

私自身(たった4ヶ月という短期間ではありますが)、実に多くの先生方にお会いして、いろいろなことを教えていただきました。
どの先生もそれぞれの道を極めていらっしゃるのに、まだまだ勉強が足りないとおっしゃったりして、とても謙虚で勉強熱心で、しかも、ご自分の取り組む分野だけにとらわれないオープンマインドな方々ばかり…という印象を受けました。
そんな先生方だからこそ、聴き手に楽しんでもらいながらも、もっと深く知りたいと思わせる講義ができるのでしょう。

その中で、ものすごく感動したことがありました。
今年の新春イベント「アンティークで初釜」でお越しいただいた表千家の樋口宗葉先生に、“おもてなし”の本当の意味を伺ったのです。
「お・も・て・な・し」という言葉が数年前に流行語大賞を受賞したことは記憶に新しいかと思いますが、オリンピック招致に絡めての言葉であったためか、本来の意味からかけ離れて、招く側だけの姿勢が強調された(どこか軽い)印象を受けました。
ところが、本来の“おもてなし”というものは、茶会の亭主(招く側)と客(招かれる側)の両方が互いを思い遣って誠意を尽くすことで成立するもので、そういったやり取りが「二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであると心得て、主客とも互いに誠心誠意もてなす心構え」の一期一会に繋がるのだそうです。
一人旅が好きな私は「一期一会」という言葉を座右の銘にしていましたが、表面的にしか捉えていなかったんだなぁ…と思い知らされたのです。
一方で、生徒やスタッフ一人ひとりに誠実に向き合われる樋口先生の心からの“おもてなし”に心がじ~んと熱くなりました。

30797D64-97FF-4C62-9F1E-F673268F3569_convert_20160405181224.jpg

その樋口宗葉先生による講座「桜のお茶席」が今週末、ヴィオレタで開かれます。
樋口先生は茶道を日常の生活に取り入れる提案をしてくださるので、今回もとても楽しみにしております。

【講座のご案内】
「ヴィオレッタで学ぶ茶道のたしなみ」/表千家茶道  樋口宗葉先生 ★(詳しくはこちら)

 4月 9日(土)『桜と茶道の基本』
 5月14日(土)『あやめと茶道のお道具』
 6月 4日(土)『紫陽花とお茶席のマナー』


FD314ACE-4A15-478D-8C8A-CCC320CD0FAD_convert_20160405182047.jpg

さて、この“おもてなし”の本当の意味を知ってから、ヴィオレッタに来てくださるお客様との関係を改めて振り返ると、まさしくその通りだな…と思うのです。
…と言いますのも、本来、私はお客様を招く側でありますが、お客様から“おもてなし”していただいている、育ててもらっていると感じることが多いのです。
今までパソコンを相手にしてきた私にとって、ヴィオレッタでの仕事は新しいことの連続で何をするにも時間がかかるのですが、お客様から度々「きょうこさん、どう?だいぶ慣れた?」「少しずつ覚えていけばいいんだから。」「だいぶ馴染んできたのでは。」と温かい言葉をかけていただいたり、仕事やアンティークのことを教えていただいたり、参考になる本を薦めていただいたり…。
それが本当に嬉しくて、頑張ろうと支えになっております。
そして、いつか私も(気持ちだけが先走るのではなく、実際に行動が伴って)お客様を心から“おもてなし”できるようになりたいと思います。
お客様が高価なアンティークをお求めになる時というのは、人生において何かしら特別な時でいらっしゃるのではないかと思います。
ですから、買っていただいたらそれで終わりという関係ではなくて、アンティークを通して、お客様にとって特別な時に寄り添えるような、そんなスタッフになりたいと思います。
                                      きょうこ

出番を待つ

先の日曜日、ヴィオレッタにCha Tea紅茶教室代表・立川碧先生をお招きして「ハプスブルクの宮廷文化」と題した講座が開かれました。
ハプスブルク家の歴史やシェーンブルン宮殿に見る宮廷生活、オーストリアの名窯・アウガルテンや高品位なガラス工芸メーカー・ロブマイヤーの製品等々のお話をしていただきました。
立川先生のお話をお聴きするのは私はこれで3回目なのですが、どの回も「へぇ~!そうだったんだ!」と新たに知ることが多く、しかも声を出して笑ってしまうほど面白いのです。
学生の頃、私は世界史ー特にヨーロッパの歴史ーが大好きだったのでいろいろと調べたこともあったのですが、今ではすっかり忘れてしまっていることが多いです。
そういったことを思い出すだけでなく、幾つになっても新しいことを知れる喜びを先生の講座で感じます。
先生は実際に現地に行かれて工房等の現場で直接聞いてきたお話をされるので、本やインターネットで調べれば分かる内容とは深みが違います。
また次回も楽しみにしております。

IMG_9889_processing_convert_20160307200031.jpg

さて、上の写真は開店前のヴィオレッタで撮影したものです。
その後の講座で紹介される予定のアウガルテンの磁器製品(プリンスオイゲン他)やロブマイヤーのガラス製品(シェーンブルン)を撮りました。
まるで、これから幕が上がる直前の、一瞬の静けさの中で出番を待つ舞台俳優のように見てとれます。
凛としていて非常に美しいです。

IMG_9901_processing_convert_20160307200113.jpg

舞台(講座)も盛況のうちに終わり、実力のある役者(価値あるお品)が早速次の舞台(お客様の元)へと旅立って行きました。
嬉しいような、寂しいような…。
でも、きっと次の舞台で華々しく活躍してくれると信じております。
                                                       きょうこ

特別な時間

アンティークス ヴィオレッタでのクリスマス・パーティー
テーマ:「ヴィクトリアンのクリスマス」

いよいよクリスマスですね。
日本ではクリスマス本来の目的からかなりかけ離れたイベントになっていますが、それでも街々にイルミネーションが灯るこの時期、“子どものようにワクワクして何か特別なものを心待ちにする時間”が私は好きです。

ところで、ここ「アンティークス ヴィオレッタ」でも去る12月12日(土曜日)にクリスマス・パーティーが開催され、多くの方々にお越しいただきました。
おかげさまでこの12月で16周年を迎えたヴィオレッタにとって、楽しいひと時をお客様とご一緒できるのは特別な意味があります。
本当にありがとうございました。

IMG_6743_processing_convert_20151223221239.jpg

パーティーでは、Wine Styles(ワイン・スタイルズ)の田中球絵さんがご紹介くださったイギリス・ワインを飲みながら、スパークリングワインやワイナリーについてのお話を伺いました。
また、長く繁栄を誇ったイギリス・ヴィクトリア女王の時代に庶民にもクリスマス文化が広まったというお話を、Cha Tea紅茶教室の立川碧先生がご自身の幼少時代のクリスマスの思い出とともにユーモアたっぷりに語ってくださいました。

IMG_6745_processing_convert_20151223221733.jpgIMG_6764_convert_20151223222115.jpg

美味しいワインや料理の数々、毎年恒例のアンティークが当たるビンゴゲーム等、パーティーならではの楽しみももちろんですが、アンティークに囲まれながら遥か遠い昔から祝われてきたクリスマスに思いを馳せ、ほんの一瞬でも師走の慌ただしさを忘れて大切な人たちとゆったりとした時間を過ごしていただけたのなら、大変嬉しく思います。
そして、皆さんの心に残るクリスマスであったなら、とても幸せに思います。

IMG_6768_convert_20151223222211.jpg

                              きょうこ

ダウントン・アビー講座

先週末、NHKカルチャーセンターで行われたイギリスの人気ドラマ「ダウントン・アビー」を熱く語ろうに行ってきました。
沢山の方のお申し込みがあり、このドラマの人気の高さを改めて感じながら講座はスタート。
小関由美さんの実際のロケ地であるハイクレア城とその近郊のお話。
小尾光一さんのハイクレア城の建築様式のお話。
藤岡信代さんの城内各部屋のインテリアのお話。
そして当店青山櫻のファッションとジュエリーのお話。
ドラマの登場人物であるヴァイオレットとコーラのヴィクトリアンスタイルと三姉妹のエドワーディアンスタイルをを対比させながらのあっという間の90分でした。
蜀咏悄+(8)_convert_20140806095820
こちらでも当日の様子を載せていますのでご覧ください。→

もうすぐブルーレイとDVDの発売、シーズン3の放送。
インテリア、ジュエリー、衣装など、細部までこだわったドラマで、登場人物のキャラクターも個性的で素敵。
ドラマを見ていると「あっ、今のヴィオレッタにあるのと似ている!!」と思う事が度々。。。何度も停めたくなります。
シーズン1・2を楽しんだ方も、未だご覧になっていない方も、これから一緒に盛り上がりましょう。(F)

NHK文化センターで英国アンティークの魅力を

先日の神奈川新聞で「レディのたしなみ Jewelry Lesson」の事が
大きく紹介されました。
ジュエリーをもっと楽しんで身に着けてほしいと思う私達の気持ちが
素敵な文章になって掲載されています。

本を読んで下さったお客様から商品のお問い合わせをいただいたり
(お買い上げありがとうございました)
新聞をご覧になられた方からもヴィオレッタに行ってみたいので
場所を詳しく知りたいとお電話をいただいたり。。。嬉しい限りです。

そんなところへNHK文化センター青山教室で行われる
イギリスアンティークのスペシャリスト小関由美先生の2月の講座に
ゲストとしてお声をかけていただきました。

楽しんでいただけるように準備を進めておりますので、ご興味のある方
ご参加お待ちしております。

DSC07059_convert_20140122174733.jpg
Link
Antiques Violetta

AntiquesVioletta

Author:AntiquesVioletta
横浜青葉台にあるアンティークショップ、アンティークス ヴィオレッタより愛を込めて。スタッフが日々の暮らしの中で気になるアンティークをお届けします♪

What's New!
Monthly Archive
Category
Counter
フリーエリア
検索フォーム
QRコード
QRコード